Hanging Five
ハンギング・ファイブ
2010年度 USA作品
全52分 日本語字幕付き
監督:クリストファー・カトリはブライハム大学で博士号を習得後、パサディナの芸術大学を卒業。カリフォルニアでフィルム制作を実践しながら、初の作品「ハンギング・ファイブ」を完成させた。
5人のサーファー − 5人のアーティスト
USA西海岸を代表するサーフ系アーティストのアンディー・デイビス、タイラー・ウォーレン、ジュリー・ゴールドテン、アレックス・ノスト、ウルフギャング・ブロック。この5名こそ今のカリフォルニアを象徴する存在だ。彼等彼女等のバックボーンとサーフィン、そしてアートを創り出す根源、作品が出来る過程がメローなサウンドと独創的な編集で綴る。5人のサーフ・アーティストを通してなぜサーフィンとアートが深く関わるのかが理解できる。自然から受ける恩恵を具象化する情熱、本物を知ることが出来る。
Andy Davis Andy Davis http://www.andoandfriends.com/
もしスース博士がサーファーだったら、アンディー・デイビスこそ、そのものズバリであろう。子供の頃から即効で描写したり、逆にじっくり1枚を描いたりすることに慣れ親しんできた。アンディーの作品はサーフィンから体験するスリルとサーフィンの本質を突いている。サーフィンの”ソウル”を具象化する天才だ。
Tyler Warren Tyler Warren http://www.artbytylerwarren.com/home.html
23歳という若さで、時代の先を読んでいる。タイラーの作品は自分のサーフィンへの情熱をアートに移入するスタイルであろう。スタイリッシュなサーフィンから生まれるアートは、サーフアートの枠を超え、世界各地の様々なミュージアムで見ることができる。日本も定期的に訪れている。
Julie Goldstein Julie Goldsteinhttp://www.juliegoldstein1.com/JULIE_GOLDSTEIN_ART_.html
ジュリーはUSA東海岸出身の数少ない女性サーファーだ。またサーフィンをしっかり表現することができる数少ないアーティストでもある。版画をはじめ様々な異なる手法で、独自の世界を創り上げている。極寒のロングビーチでも男性サーファーの中、唯一人の女性として、誰よりも多くの時間をサーフィンに費やしている。現在は南フランスでの個展に向けて準備中だ。
Alex Knost Alex Knost http://www.rvca.com/surf/?cat=3
アレックス・ノストは、絵画、写真、フィルム、そして音楽と幅広く活動するが、一貫して古き良き時代の復興を信条にする。もちろんロングボード・シーンでの彼は有名だが、人気バンド、ジャパニーズモーターのフロントマンとしても活躍する。RYCAをスポンサーにツアーを終えたばかりだ。
Wolfgang Bloch Wolfgang Bloch http://www.wolfgangbloch.com/
ウルフギャング・ブロックは南米エクアドル生まれ、子供時代から芸術教育に熱心な家庭に育った。アートセンタ―大学を卒業後、油絵をはじめとした彼の作品は高い評価を得て、デザイナーとして多くの企業かの仕事をした。現在は個展と、気の合うアーティストとの展示会が続く日々だ。